なるべく早め:経理作業で徹夜になる損。カード、銀行口座、電子マネーを分けましょう。
通年:レシートを保管しましょう。保管方法は後述。
扶養内外を問わず、まずこの3つが最優先事項です。
よくある誤解の後に、上記3つについて解説します。
よくある誤解

事務所がモデルの税金とか代行してくれたりするんですよね?

日本の法律では不可能なんです。。。
このページを参考に、ご自身で確定申告をお願いいたします。

最悪、確定申告がある2~3月にガッとやれば全部問題ないですよね?

間に合いません。前年の3月15日までに提出しないと60万円以上損する書類があります(後ほど解説)。

銀行ってどれでも良いですよね?(増やすのダルい)

ぜひ「ファンクラブの仕事用」の銀行口座を作って下さい。経理タイパの差はもちろん、銀行選びによっては確定申告で高額な納税になるリスクも出てくるからです。

税理士頼んだ方が良いですよね?

個人ファンクラブ活動だけなら、無くて良い場合が多いです。
他の仕事にも取り組みたい場合は検討するべきですね。

手持ちのレシートが経費なのかどうか迷ったらチャッピーとかGoogleで聞けば良いですよね?

無料&合法&プロの公式見解=最寄りの税務署に聞くことです。そもそも税については地域性もあるのでチャットGPTやGoogleの判断だとミスるリスクも大きいです。
※仕事内容を厳密に伝える必要は無く、ボカして聞けば問題ありません。

法人化っておいおい考えるべきですか?

個人ファンクラブ活動だけなら、かえって大変なことになりますし、シンプルに収入下がることの方が多いですよ。
他の仕事にも取り組みたい場合は検討するべきですね。
▼では詳しく解説していきますね。
〆切3月15日まで:60万円以上の損。青色申告承認申請書、開業届を必ず出しましょう。

2つの書類ともに、国税庁からダウンロードして手書きして税務署に持っていくより、会計サービスの無料サービスを使って在宅で完結させる方がラクで確実なのでオススメです。

※会計サービスは有料ですが、開業届+青色書類提出サービスだけなら無料登録だけで使えます。
- 青色申告承認申請書:ちゃんと国が定めた計算方法で税金申告しますよ、という申請書。
- 開業届:↑を出すのに必要な書類。↑とセットで出さない場合、順番的には開業届を先に出す。
この2つを出さない(+電子申請じゃない)場合、確定申告で65万円損するリスクがあります。
なぜか?
国が指定した、税金に特化した計算をしてくれるわけなので、信頼性が高いと判断されるからです。
逆に言えば、この2つを出してないなら計算もいい加減だろうし脱税してるリスクが高くなるし、税務署や国税庁側が精査する負担がデカくなるので、優遇してくれないわけです。
で、大事なのは〆切が1年前ということ。
例:2026年の確定申告シーズンは2026年2月~3月15日。
➡️青色申告申請書の期限は、1年前の2025年3月15日まで。

じゃあ今からファンクラブ始めて2027年に初めて確定申告するウチの場合は…

2026年3月15日までですね(この記事書いてる時点であと1週間)。
弊社も代表の個人確定申告はマネーフォワードクラウドでやってます。
なるべく早め:経理作業で徹夜になる損。カード、銀行口座、電子マネーを分けましょう。

毎年2~3月の確定申告シーズン。
フリーランスの皆さんが徹夜するのは、確定申告の仕方を調べることや税金の計算ではありません。
そんなの知らなくても、↑先ほど紹介したような会計サービスを使えば、画面に従って進めれば勝手に出来上がります。
では何で徹夜してるのか?
それは、経費になる・ならないの分別が多すぎて終わらないからです!
その原因は、銀行口座と支払い方法(カード・電子マネー)を混ぜちゃってることです。

1年でどれくらい買い物しますか?
SHEINやTEMUだけでなく、スーパーやコンビニの支払いも含めて。

えっ100件とか?もっと行ってるかな

仮に100件としましょう(絶対もっと行ってます)。
100件の中から、経費になるやつ&ならないやつを1行ずつ調べるの、どう思います?
12ヶ月も前のレシート探しながら。

えっ無理なんだけど
・・・という感じに皆さんなってるんですね。
一方で、
※電子マネー支払いが多い場合は、その電子マネーの支払い元となるカードを仕事用のものにして、その電子マネーではプライベートの支払いは一切しない、と区切ることが必要。
1️⃣~3️⃣を徹底すれば、翌年の確定申告であなた自身を救えます🥹✨️
プライベートの支払い項目が無いので、会計サービスの作業がササッと終わるからです。
ちなみに、今お持ちの銀行口座を仕事用に分けるのではなく、新たに作ることをオススメしてるのは、
分けたつもりだったけど、後から見たらダラダラと色んなプラベ支払いが仕事用の口座から引き落とされ続けるケースが多いからです。
多くの方は、どれをどのカードまたは電子マネーで支払って、どの口座から引き落としだったかを全てハッキリとは覚えていらっしゃいません。中々にあいまいな状態なのに、件数はかなり多い。
それなら新しく作った方が、支払い先の変更の手間×利用サイト分も要らないので楽だと思います。
これは銀行口座だけでなく、支払いカード(電子マネー)も同じ理由です。
銀行ってどれでも良いですよね?(増やすのダルい)

さらに、もし銀行口座を「ゆうちょ」にすると厄介です。
確定申告は前年1月1日~12月31日までの12ヶ月分の期間の入出金明細が必要なのに、たったの2ヶ月しか対応していないケースもある銀行だからです。
また、カード支払いの時も落とし穴があります。

デビットカードは多くの場合、発行している銀行の口座から引き落とされますよね?
例えば三菱UFJデビットカードなら、三菱UFJ銀行の口座から引き落とされます。
もしこのカードをファンクラブ用の経費支払いに使っていたら。。。
15ヶ月分の明細しか確認できないので、仮に今回に加えて前回の申告漏れの確定申告データを揃えようと思っても、すでに入手不可能となってしまう場合があるわけです。
※実際には、窓口に行って事情説明したら、一定期間と費用をかければ入手可能だとは思いますが、色々ギリギリな時はこたえますよね。。。
だから、銀行選び(カード選び)は非常に大切なんですね。
ファンクラブ活動でオススメの銀行&カード
銀行口座:住信SBIネット銀行(ドコモSMTBネット銀行)

特別なことしなくても、月5回まで他行あて振込手数料0円。
確定申告に必要な入出金明細は、7年前まで照会・ダウンロード(PDF/CSV)が可能。
ネット銀行のため圧倒的に使いやすく見やすく、開設もしやすい。年金・納税も可能。
今後もし法人口座を作る可能性がある場合、自分への役員報酬の振込手数料がゼロ円(同行間振込のため)。
※2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」に名前が変わります。
カード:三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費:無料
VISAなので使えない店舗ほぼ無し(ファンティアとFANZA同人ぐらい)。
法人ではない個人でももちろん発行可能。
明細は別途「Vpass」というスマホアプリで24時間参照可能、パソコンからCSVダウンロードも可能。
【番外編】上級者向けカード

Triaカードという、ステーブルコインや暗号資産を用いたドル決済が可能なカードがあります。
基本還元率が6%と高く、暗号資産にある程度慣れてる方なら、ビジネスカード利用にも使えてお得に資産形成ができます(還元通貨はUSDC)。
新しいカードのためネット上でもまだ情報が少ないので、もし気になる方がいらっしゃいましたら個別にご相談ください。
【番外編】マイナンバーカードを取得すると色々と便利ですよ。

年金や保険料を支払っていると、ある程度その分を差し引いてくれるので、確定申告では税金が安く済みます。
しかしそのためには正しい支払い済み金額を知らないといけませんが、マイナンバーカードでマイナポータルと連携していると、そういった公的な支払い履歴がすぐに取得できたり、とにかく色々と確定申告では得する場面が多いです。
マイナンバーカード、様々な理由で嫌がる方が実は少なくないのですが、私としては取得を猛烈にオススメします。(取得後はマイナポータルアプリなど、各種サービスと連携させておきましょう)
通年:レシートを保管しましょう。保管方法は後述。
まず、100均で茶封筒がなるべく多く入ってるやつを買います。

ダイコク薬局だと80円台で買えるよ!
「2026年1月」「2026年2月」・・・というように、月ごとに封筒を分けて、レシートや領収書を入れていくのがオススメです。
また、「2026年・税金」と書いて、国民保険料、国民年金、住民税などを入れる茶封筒を1個作ると便利です。
もし医療費が高い場合に備えて、「2026年・医療費」という茶封筒も1個あると安心です。場合によっては控除されることがあるからです。
最後に「2026年・現金」の茶封筒も作って、クレカや銀行の明細に残らない支払いの領収書を入れておきましょう。
翌年になったら、それら茶封筒を1箇所にまとめるクリアケースを100均で買って7年保管すれば完成です。
ネットショッピングの場合(楽天・Amazon・SHEIN・TEMU等)
PDF形式でダウンロードして、Googleドライブに年月別のフォルダを作って保管することをオススメします。
パソコンをお持ちでない場合は、各ショップの購入履歴ページから領収書をスクショしてスマホに保管するのが1番無難でしょう。
その場合はスマホの写真アプリ上で「衣装代」など、経費ごとのアルバムを作って整理しておきましょう。
ファンクラブ事業で経費になりそうなもの&どれくらい経費になるか?
支払ったもの⇒勘定科目(経費の種類)⇒按分(経費の割合)&メモ。
この順で解説していきます。
家賃(一人暮らし):地代家賃。家でよく撮る場合、3割なら妥当な範囲です。
スマホ代(通信費):通信費。プライベートでも使うなら2割ほどが経費と言えるでしょう。
スマホ&パソコン代(端末代):「青色申告してるなら」30万円未満なら消耗品費として計上可能。青色申告してない場合は、端末代が10万円を超えてたら減価償却が必要など面倒な計算になるので税務署と確認しましょう。また、いずれにせよ、プライベートでも使うなら3割が経費度としてMAXでしょう。
インターネット回線代:通信費。これの按分は税務署と確認しましょう。
スタバ等カフェ代:会議費。インターネット回線の利用のためとして、比較的受け入れてもらいやすい。ただしコーヒー以外のサンドイッチなど食事分は通らない場合もある。自己責任で。
関係者や仕事の付き合いでの飲食代:接待交際費。現金支払い率も高めなのでしっかり領収書をもらいましょう。独りでの食事は基本的に不可。
美容室代:税務署に要確認ですが、1割ぐらいしか行けないと思います。特殊なカラーリングをブランディングにしてるなら、もっと行けるかも知れません。
豊胸代:税務署に要確認ですが強めの割合で良いと思います。夜職で胸が重要なのはある種公然の事実なので。
脱毛代:同上。
化粧品:頻度を根拠にするなら、例えば週4回、昼の仕事とは別のメイクやカラコンで撮影しているなら、4日÷1週間=経費率57%とする見方も出来ますね。ほぼ昼の仕事のメイクと同じじゃないか、などなど、税務署もツッコミ箇所を探すので、ほどほどに。
私服:プライベートでも使うなら1~2割ぐらいが限界です。また、商品映像で着用証明ができないと厳しいです。
仕事でしか使わない衣装・小物:全額いけます。ただし仕事用の収納ケースでハッキリ区分けすることを推奨(税務署が見て納得感が出ることが大事)。
交通費:全額いけますが、プライベートではなく仕事のためだと証明できる記録を残すのが意外と面倒、複雑だったり。Suica支払いだとゴッチャになりがちだからです。だから私はタクシー・新幹線・飛行機以外では計上していません。
勉強のために買った書籍、動画、漫画:新聞図書費。人気チャットレディの配信を見て、売れるオナニーを学ぶという目的で視聴料を全額経費にするのも私はアリだと思います。あなたが女性なら税務署も理解してもらいやすいはずです。
関係者との支払いの際の振込手数料:全額経費いけます。
マネーフォワード・クラウドの料金:全額経費いけます。
出張:しっかり旅行出張先でSNS用や商品動画の収録をしていれば全額いける場合も。量が大事ですね。
ペットフードなどペット関連費用:めちゃくちゃペットとの映像を集客用のショート動画に使っているなら2~3割は行けるかも知れません。ペット関連は何かと出費がかさむので、必要な方は税務署に聞いてみましょう。
自宅テーブルや椅子代:消耗品費。プライベートとの按分的に3~4割が限度でしょう。
▼ご紹介したサービスまとめ
会計&開業届&青色申告承認申請書⇒マネーフォワードクラウド
銀行口座⇒住信SBIネット銀行
